修士卒業生 二階堂蒼らの論文が「Academia Mental Health and Well-Being」でオンライン公開されました。
オルトレキシア(Orthorexia)は近年、新たに提唱されている摂食障害のひとつの症候群で、健康的な食事への過剰なこだわりを特徴としています。医学や看護学などの健康科学を専攻することや、自閉症スペクトラムがあることがオルトレキシアと関連すると言われていますが、日本での実態は必ずしも明らかではありませんでした。
本研究では日本の大学生211名を対象としたオンライン調査のデータを用い、医学生・看護学生・その他でオルトレキシア傾向の強さを比較しました。
性別や自閉スペクトラム傾向の強さを調整したモデルでは、医学生や看護学生であることとオルトレキシア傾向との間に有意な関連はみられませんでした。しかしオルトレキシア傾向が強い学生は心理的苦痛が有意に高かったことから、何らかの心理的サポートが必要な症候群であることが示唆されました。
リンクより本論文の抄録および全文がご覧いただけます。
Orthorexia nervosa and psychological distress among nursing, medical, and non-health-related students
https://doi.org/10.20935/mhealthwellb8081
