中西三春准教授の論文が「Palliative Care and Social Practice」にオンライン公開されました。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックによる医療介護リソースの逼迫が、認知症ケアおよび緩和ケアに及ぼした影響を明らかにする目的で、2018-2021年の国内65歳以上死亡者の死亡場所を認知症・老衰・COVID-19の原死因別に比較しました。COVID-19の死亡者が大幅に増えた2021年1月を境に、老衰では施設死・在宅死が増えた一方、認知症では施設死・在宅死が減少して病院死が増加する傾向がみられました。
リンクより抄録および全文がご覧いただけます。
Place of death from dementia as an underlying cause during the COVID-19 pandemic in Japan: a cross-sectional study from national death certificates